■室崎・北後研究室の現況(2001年1月)(HOK) 前回の現況へ |
この前から、かなり時間がたちますが、現況です。 ・この1年半の動き・ ・ 2000年4月から、櫂谷精(NTTデータ)、高松孝親(三和総合研究所)、安野陽子(京都市役所)、山口徳雄(インフォマティクス)、井中由香子(奥村組)、阪本里絵(大和ハウス)、秦智博(積水ハウス)、渡辺玲子(ナショナル住宅)の8人が就職により、社会で仕事を始めました。また、中野美奈(鴻池組)は、博士後期課程を修了し、博士論文「防火対策の設置と信頼度が避難安全性と防火コストに及ぼす影響」により、2000年3月23日に博士(工学)の学位を授与されました。 ・ 2000年4月より、新4年生が9名、博士前期課程に1名、博士後期課程に1名、新たに加入しました。 ・ 以上より、教官スタッフ4名(事務補佐の山本さんを含む)、博士課程7名、修士課程13人、学部4年9名、研究生1名の合計34名の超大所帯です。2000年6月に室崎教授及び新4年生は都市安全研究センター棟へ引っ越しましたが、相変わらず狭い研究室の中に学生の研究スペースを確保するのが大変です。 ・就職戦線、ご協力を!・ ・ 厳しい社会状況を反映して、学生の就職には厳しいものがあります。従来から、室崎研究室の卒業生の実力と資質は社会で高く評価されており、他大学や他研究の学生に比べて就職は有利なはずなのですが、それでも苦戦をしいられます。就職等での側面援助をよろしくお願いいたします。 ・ 2000年3月卒業・修了予定者の現在の状況は、公務員内定者4名、公庫内定者1名、ゼネコン内定者1名、その他の関連企業内定者2名です。 ・ 2001年3月卒業・修了予定者の就職戦線は、スタートをきりました。よろしくご支援お願いします。 ・犠牲者聞き語り調査3年目へ・ ・ 研究室として総力を挙げて取り組んでいる犠牲者調査を継続して行っています。ぜひ、室崎・北後研究室のOBの方をはじめ、このページをご覧になっている方々の調査員としての協力をお願い申し上げます。 ・ 調査協力その他の詳しい情報は下記ホームページをご覧下さい。アドレスは、http://www2u.biglobe.ne.jp/~shinsai/kikigatari/index.htmlです。 ・震災火災研究の集大成に向けて・ ・ 震災火災の延焼動態や焼けどまり等について、その全貌を改めて明らかにする調査に取り組んで、現在修論として2本取りまとめ中です。消防関係行政の方との連携を図ることが出来ればとも考えていたところ、消防水利の関係で、近畿大学の保野先生からの呼びかけで、協力体制がとれる可能性が出てきました。 ・世界の復興都市計画研究・ ・ 「復興都市計画研究会」(月1回土曜日に開催)が、ようやく軌道に乗りつつあったのですが、この数ヶ月はまた開催していません。メンバーは室崎、北後、越山のほか、三和総研の紅谷、建設省の上西、理化学研究所の牧等で構成されています。紅谷さんが2000年10月から博士後期課程に入学したのをきっかけに、再開したいと考えています。 ・ 1999年の秋には、メキシコとトルコ、2000年の春には唐山、2000年の夏にはフィリピンの復興都市計画の現地調査を実施しました。 ・復興状況調査・ ・ 震災6年目の調査ということで、これまで読売新聞が5000人調査を行っていたのを当研究室が調査実施部隊となって1000人調査を行いました。この結果は2001年1月17日の紙面に掲載される予定です。 ・今後もオープンゼミを継続して開催します・ ・ オープンゼミは、37回を数えました。毎回20人前後で開催されています ・ 準備は大変なのですが、OBの交流および社会開放の趣旨を貫徹すべく、今後とも毎月第1土曜に開催していきます。オープンゼミの持ち方に要望があれば遠慮なくお知らせ下さい。 |