安全計画シンポジウム 「性能から発想する建築計画」事例を通じて考える
建築計画委員会 安全計画小委員会では過去4年に渡り、「集合と安全」をテーマに連続シンポジウムを開催し、防災安全計画について貴重な資料を蓄積してきました。また建築基準法の性能規定化による大改正を終え、建築計画における上記テーマによる設計活動を中心とした部分での新展開が望まれている。今回標記主旨で研究成果を取りまとめた刊行本の発刊を記念しシンポジウムを開催し、学会員ならびに設計者、研究者等に役立つ情報を提供する。なお、今回のシンポジウムで参考資料とする本は、改正建築基準法令で新たに制定された防火規定の告示の解説も含めて、仙台メディアテークなどの新作や京都駅ビルなどに用いられた旧法38条大臣特認による防災計画の実例を用途別に紹介しています。
<主催>建築計画委員会 安全計画小委員会
日時-東京:2001年4月18日(水)13:30~17:00 会場-東京:建築会館会議室(港区芝5-26-20)
大阪:2001年4月27日(金)13:30~17:00 大阪:大阪市立大学文化交流センターホール(大阪駅前第3ビル16階)
<東京会場 プログラム>
司会:福井 潔 (日建設計)
記録:水落 秀木(清水建設)
1.主旨説明:富松 太基(日本設計)
2.主題解説:
(1) 安全計画シンポジウムの経緯 矢代 嘉郎 (清水建設)
(2) 建築基準法の性能規定化 林 広明 (日本建築センター・大成建設)
~事例を通じて考える~
(3) 埼玉県立大学 西倉 潔 (山本理顕設計工場)
田辺 孝浩 (同上)
(4) 同上 防災設計について 鈴木 貴良 (安宅防災設計)
3.討論 今後の展望(コーディネーター) 古瀬 敏 (建築研究所)
4.まとめ(コメンテーター) 濱田 信義 (濱田防災計画研究室)
<大阪会場 プログラム>
司会:富松 太基(日本設計)
記録:佐野 友紀(名古屋市立大学)
1.主旨説明:富松 太基(日本設計)
2.主題解説:
(1) 性能規定化のあり方
吉村 英祐 (大阪大学)
(2) 建築基準法の性能規定化
北後 明彦 (神戸大学)
~事例を通じて考える~
(3) 関西国際空港 久次米 真美子(日建設計)
(4) 京都駅ビルなどの防災設計について 土屋 伸一 (明野設備研究所)
(5) 和歌山県公立那賀病院 富松 太基 (日本設計)
3.討論 今後の展望(コーディネーター) 吉村 英祐 (大阪大学)
4.まとめ(コメンテーター) 室崎 益輝 (神戸大学)
定 員-東京:150名、大阪:70名(申し込み先着順)
参加費:会員1,000円、会員外1,500円、学生500円(資料代を含む)
*参考資料:「事例で解く改正建築基準法-性能規定化時代の防災・安全計画」彰国社刊 予価2,500円 シンポジウム当日は資料頒布所または会場でもご購入いただけます。
申込方法:E-mailまたはFaxにて「催し物名称、氏名、勤務先、同電話、Fax」を明記して、下記までお申し込み下さい。定員に達した場合のみお断りの方にご連絡致します。問い合せ:事務局研究事業部 榎本 E-mail:enomoto@aij.or.jp Fax:03-3456-2058