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英語(文献)ゼミ 活動状況

2002年度は、下記の文献を読む。
 Ecology of Fear by Mike Davis, 1998
2002年5月1日~6月12日
 英文が多少難しい(文学的)。他の本に変えたいとの意見もあり。
 第1章のはじめの内容
  「カリフォルニアは、ここのところ災害が大変多い。」
  全体に悲観的、告発的文章が多い。
 結局、第1章を読了。
 第2章では、ロサンゼルスの開発と水害、旱魃との関連について記述されている。
 第3章では、林野住宅火災(Malibu Burn)及びスラム住宅街の火災について取り上げられている。その中で、「1978年のカリフォルニア減税改革による猛烈な予算削減によって、消防本部予算が15%カットされ、同時にそれは、消防への需要が50%増加した時期だったので、各消防署では人手不足で緊急通報への対応で精一杯で、通常の消防査察を無視するようになった。スラム住宅街の家主は、消防法違反の出頭命令をいつも無視するようになった。そのような中で、1982年には24人もの人が焼死したアパート火災が発生した。」との記述がある。
 第4章では、竜巻の被害について、論じている。
 第5章では、動物が人間を襲うことについて、地域との関係で論じている。
 第6章では、文学で論じられたロサンゼルスの破滅について論じている。
 第7章では、エコロジー・オブ・フィアとでもいうべき、都市の構造を論じている。
  一番外縁が、都市「収容所」の外縁となっており、その外側に刑務所が散在。
  その内側の円環には、住区ごとに門のついた金持ちの郊外、ところどころにEdge Cityがある。
  さらに、その内側は、ブルーカラーの郊外で、近隣監視を行っている所や、Gang Free Parksがある(逆にいえば、Gangだらけ)。
  その内側に、インナーシティがあり、Drug Free Zoneが散在し、売春禁止ゾーンがある(逆にいえば、Drug、売春だらけ)。
  中心部には、コアがあり、ホームレスを囲い込むためのゾーンとなっている。

2002年6月25日~
 The Death and Life of Great American Cities, Jane Jacobsの翻訳されていない部分を読む。


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