図形情報処理工学(本日の講義内容) 2001-04-17 北後 Ⅰ.レイヤ (layer、層)の概念(CAD独特) 各レイヤごとに、図面上の項目(寸法線、壁、建具、等)を設定して図面を管理する。分けて編集することによって、作図効率を上げる。 テキストp.23 レイヤの属性管理表の例p.125 たとえば、通り心の線分をレイヤ1、丸止をレイヤ2、文字を3とする(p.129) 壁、柱などをレイヤ10とする(レイヤの属性管理表の例p.125の場合)。 属性の設定は、p.30参照 すでに、設定したレイヤの属性を呼び出すには、「アクティブプリミティブ」を用いる。(レイヤの設定は、図面保存をすると、その図面ごと保存される。) ●用紙設定を「A4横、縮尺1/200」として、レイヤ別にp.23の全体図を描く。 (通り心の指定は、p.128~p.129参照。) 「属性」を左クリックして、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3を指定する。 「寸法線の位置」の左と下にチェックを入れる。 表示される○や文字が大きすぎる場合、「文字サイズ」の高さの数字を変える。 (レイヤ10の設定→柱(ボックス)・壁(ダブル線)を描く場合、交点スナップを用いる。) (描いた図面を用いて、レイヤの表示、非表示を行ってみる。p.35) (レイヤ10のみの表示を行う。「レイヤの設定」で、表示状態マークを月にする。) (「包絡」によって、柱と壁を一体にする。) (全レイヤ表示) 間違った線を描いて、削除したい場合、直後は、Ctrl+Z その他の場合、削除する範囲を選択して削除(選択の方法p.54、削除p.62) Ⅱ.文字記入の方法(p.38、p.208)(これは、CADというよりも必要上) 文字を美しく表現するには、次の点を参考にしてください。 1.フォントの種類を変える方法(文字記入のダイアログボックス) ① [フォント名]の▼を左クリックし、他のフォント名を左クリック。 (TrueTypeフォントをうまく使う) ② [OK]ボタンを左クリック。 ③ 変えたい文字列を選択する。 2.文字の大きさを変える方法(文字記入のダイアログボックス) ①[高さ]の数値を変えたい文字の大きさの高さとする。 3.その他の属性(行間隔など)を変える方法(文字記入のダイアログボックス) ① 「詳細設定」を左クリック ② 改行幅の数値などを変える。 ● 作業日時、学籍番号、氏名を、上記の図面の左下に記入する。 まず、文字記入の前に、レイヤを設定する。 (レイヤ3とする場合、「アクティブプリミティブ」を左クリックして、図面上の文字を 参照すると、ダイアログボックスが表示され、OKボタンを左クリックする。) そのあと、「文字記入」コマンドで、文字を入力→OK→文字の配置 例 作業日時:2001年4月17日10:50 学籍番号:0012345 氏 名:北後明彦 Ⅲ.スナップの練習 上記の練習で、柱を通り心の真上にスナップさせる方法を行ったが、それ以外にも多くのスナップの種類があるp.67。 ●「開く」で、「スナップ練習.mpz」を開いて練習してみる。 「スナップ練習.mpz」が直接でてこなかった場合は、 「ファイル名」に「C:¥」と入力して、OKを左クリックする。 そうすると、Cドライブが表示されるので、その中の「DRA-CAD」関係のディレクト リーをダブルクリックし、さらに、「2Dデータ」をダブルクリックする。 注:上記のページ数は、「こんなに簡単! DRA-CAD上巻 for
Windows Ver.3(構造システム)、200年4月(初版)」のものです。 |